スモールワールド
目が覚めて、何時だろう?と時計を見ようとする。
まだ完全には目が覚めていない状態では、
壁に掛かっている時計の針も文字盤も見えず、
とりあえず近くにあったはずの携帯電話を手探りで探す。
何処に置いたのか記憶が曖昧なので、
手の届く範囲を探していると何かに触れた。
携帯電話ではない得体の知れない手触り。
「起きた?」
得体の知れない手触りのちょっと上から声がした。
見上げるとぼんやりする視界の中に顔が見える。
脳が起動し始める。
あぁ、そっか。昨日は彼の家に泊まったんだった。
「起きた?」
2度目だ。と思いながらぼんやりと答える。
「全然起きてない。もう起きてたんだ。」
「さっきね。」
「もしかして、ずっと見てたとか?」
「そう。」
ぼんやり見える彼の顔がなんとなく笑った気がして、
急に恥ずかしくなった。観察するな、バカ!
「はずい・・・」
きっと顔が赤くなってるに違いない。
彼とは反対側に寝返った。
そっと彼が私の髪に触れて言う。
「ずっと思ってたんだけど・・・
まだ完全には目が覚めていない状態では、
壁に掛かっている時計の針も文字盤も見えず、
とりあえず近くにあったはずの携帯電話を手探りで探す。
何処に置いたのか記憶が曖昧なので、
手の届く範囲を探していると何かに触れた。
携帯電話ではない得体の知れない手触り。
「起きた?」
得体の知れない手触りのちょっと上から声がした。
見上げるとぼんやりする視界の中に顔が見える。
脳が起動し始める。
あぁ、そっか。昨日は彼の家に泊まったんだった。
「起きた?」
2度目だ。と思いながらぼんやりと答える。
「全然起きてない。もう起きてたんだ。」
「さっきね。」
「もしかして、ずっと見てたとか?」
「そう。」
ぼんやり見える彼の顔がなんとなく笑った気がして、
急に恥ずかしくなった。観察するな、バカ!
「はずい・・・」
きっと顔が赤くなってるに違いない。
彼とは反対側に寝返った。
そっと彼が私の髪に触れて言う。
「ずっと思ってたんだけど・・・
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